満洲日記

今年88歳になる従姉妹の満洲で生まれ引き揚げて来るまでの記録です。

  満州への憧れ 叔父の日記から

両親が満州に行く事になった時

hiroの母の弟は20歳だった。

医学生だった頃結核で療養している心境を

日記に書いてあるのが見つかった。

 

満州

満洲 あの満洲の荒漠たる大平原の中に

 一人立つの日ぞ待たる!

 雪の荒野よ、町の灯よ。

 一望千里、目をさえぎるものなき満州へ!

 心走れど親ゆるさずか‥‥

 

この頃俳句にも興味をもっているようだった。

文学少年でもある若者の憧れの地だった

様子がうかがわれた。