開元病院に一人の武装解除した青年が
診察にやって来た。
彼は痩せて青白く高熱で胸の痛みを訴え咳もしていた。
次郎は結核と診断。
即入院
そこへロシア兵がやって来てシベリアへ連れて行こうとする。
次郎は「その患者は結核で感染させる可能性があります。動かしては行けません❗️」
と言って危うくシベリア行きを免れる事ができた。
シベリア抑留は戦争による大きな人的被害と
物的損失を補う為の措置だった。
敗戦国であるドイツ等に対しても同じ様に行われた。
シベリアは満洲より更に北で零下40度にもなる
過酷な土地だった。