7歳の頃梅宮辰夫のお父さん梅宮次郎に命を助けられたお話しです。
次郎は幼い頃から厳しく躾けられ
男の子は強くならなくてはいけないと
父に毎朝裸で頭から冷水を掛けられていた。
3人兄弟の中では我慢強く成績もよかった。
満洲国が建設され多くの日本人がやって来た。
小児科医が必要とされていた。
ある時5歳と1歳の女の子がやってきた。
腸チフスだった。
姉さんを助けることができなかった。
その無念さで子供がかかる伝染病の研究をする。
その論文が今でも東京大学に保管してある。
病人を連れ出すのは大変だと往診に精を出し
どんな真夜中でも断わることなく行った。
ある雪の夜hiroは熱と下痢で苦しんだ。
すぐに父の同僚の梅宮先生をよんだ。
疫痢と言う事だった。
適切な処置をしてもらい一命をとりとめた。
感謝しかない。
その後時代に翻弄され梅宮一家も
大変な経験をするお話しはまた後日。