満洲日記

今年88歳になる従姉妹の満洲で生まれ引き揚げて来るまでの記録です。

毛皮 

毛皮はお金持ちの贅沢なファッションの様に

思われがちだが冬の寒さが零下30度以下になる地域では身を守るため必要だった。

満洲で生活していた頃の毛皮はおそらくキツネだろう。

ラッコ🦦の毛皮は人気だった。

柔らかくとてもフカフカしていてずっと触っていたくなるらしい。

その頃すでに乱獲され取れなくなっていた。

ラクスマンが日本に来ようとした理由が北海道にいるラッコ目当てだった。

日本でも今3頭しか見る事ができないとか...

毛皮と言えばシベリアに抑留され強制労働をさせられていた人の中で自分の毛皮のコート🧥

の片袖を売って食べ物に代えた写真をみた。

その後の事はわからないが悲惨な事になったに違いない。