山田洋次監督も日本が中国に対し支配者の様に振る舞っていたそれを中国人の王希奇さんと言う画家が引き揚げの様子を描き残すと言う事に深く感銘を受けられた。
監督自身も引き揚げ者 その後も学費を稼ぐために働いた。
私の子供の頃汽車にカンカン部隊と呼ばれるおばさん達が大きなカンカンを背負いJRで魚を売りに朝早くから出かける様子をみてきた。
それにヒントをもらい少年は竹輪を仕入れ歩いた。
売れ残った竹輪どうしようと思い
おでん屋さんのおばさんにきいてみた。
「坊や、全部置いて行きなさい。これからも余ったら全部買い取るから持ってきなさい」
と言われた。
生きていたらいい事もあるんだなぁ
というのが寅さんの原点になったといわれる。
自分にとってのマドンナはおでん屋のおばさんだと。